アイリウム
昨日言ってた眠剤って、ロヒプノールとアモバンとハルシオンなのね
今クスリ出してくれてる精神科医がとても寛容な方で、一か月分は出すけど、
それぞれODにならない程度に飲んでくれればokって言うからさ
まあ飲んだり飲まなかったりいろいろしてんですよ
抗うつ剤とかその他の精神的な症状を緩和させるものって、
モノによっては一日ぼーーーっとしちゃったりするから(飲んでたことあり)、
長い長い闘病生活の中で、最低限『眠れること』に落ち着いたところ、
前の3種に落ち着いたのね
さて、本題
ふとどこからか仕入れてきた知識で、『アイリウム』っていう短編漫画が良い、
と書かれてて、ざっとあらすじも見、レビューなんかも見、
1巻完結オムニバスと言うので購入
思った以上になかなかな作品かつ、アイリウムって言う『薬』を中心に、
話が進んでいくっていうからさ
基本さっき言ってた眠剤も・・・一歩間違えばドラッグ括りになっちゃうんだろうし、
ロヒなんかは、外国だと禁止薬剤に入ってるからね、ハルシオンもか
一度諸事情でアメリカ領に旅行した時に、いろいろ調べたら、
ロヒは持ってったら即お巡りさんにとっ捕まるってなってて、
それを精神科医に行ったら『マジで!?』って、
こっちがレクチャーしたのはいい思い出...( = =) トオイメ
ま、それは全て使う側の問題であるから一概には言えないけど、
ここに出てくるアイリウムって言うのも、カテゴリで言うならドラッグに入るんだろう
ちょいネタバレると、『一日先にワープできる』
『単純に言うと記憶喪失になる』ってことなんだけど
一話目の主人公が言うんだよね、『それって意味ねーじゃないっすか』って
でも結局飲んじゃう
一話完結で、立場が違う人々が、それぞれアイリウムと言う名前の薬を中心に、
飲んだり飲まなかったりするけど、そして破滅的な人生送ったり、
逆に幸せつかんだりするんだけど、総じてテーマは『記憶』だったりする
個人的な考えだけど、結構おススメ
記憶ってあいまいで、やらなかったことをやったと錯覚してたりもするし、
他人の話を聞いて、自分がやったとも思いこめるし、
リアルな眠剤使っても一過性健忘っていう症状が“おまけ”でついてきたりもする
自分もある眠剤初めて飲んだときはそうだった、まったく記憶になかった
それは健常者だった時の症状もあれば、最近のもあるから、
そこらへんは他人事じゃないなって思って読んでた
近い体験をしてるからこそ、重かったりする
アイリウムって言うドラッグ(ないしクスリ)がある世界では、
オーバードーズすると10数年たってることもあるようだし
なんにせよ、近い体験をしたことがある方・現在進行形で眠剤飲んでる方には、
重く感じられる一編があるんじゃないのかなと思います
全7話の、アイリウムに関連するオムニバス一巻完結漫画、
人は選びますけど、ハマる人はハマると思う^^
表紙もなかなか凝っててヨシ(^ー^* )フフ♪